岩渕先生「歌声コラム」です。
先日レッスンで
人前で歌うのが恥ずかしんだけど
どうしたら克服できるの?
という話題なりました。
当スクールでも、ボイトレをしてるにも関わらず
人前で歌うのは恥ずかしい...
という方は結構多いんです。
そこでボイストレーナーの岩渕から
「恥ずかしさ」についてのアドバイスです。
聞いてる人は何とも思っていない
さてあなたは、誰かの歌を聞いて
「あの人恥ずかしい事してるなぁ」
と思った事はありますか?
例えばストリートで弾き語りをしてる人を見た時や
カラオケを歌っている人を見た時に
「あの人は恥ずかしい人だ!」
と思ったこと、ありますでしょうか?
きっと、ないと思います。
ここでお伝えしたい事は
「聞く人」は「歌ってる人」を恥ずかしいなんて
思わないんです。
歌う人の自尊心が原因
歌う人と聞く人の「感じ方」は全く違うんです。
歌う人は
下手だと思われたらどうしよう、、
失敗した自分を見せたくない、、
などなど、自分が傷つく事は絶対に避けたいので
不安な気持ちも出てくるし
さらに、自分が理想とする歌声とは違うので
人前で歌うことを恥ずかしく感じてしまうのも
ある意味自然なことなのかも知れません。
でもそれは
あくまでも自分の自尊心が
過剰に反応しているだけで
聞く方には全く関係ありません。
実際のところ聞く方は、なんとも思ってないんです。
恥ずかしい気持ちは勘違い
結局、恥ずかしい気持ちは
「ちょっとした勘違い」と言っても良いです。
自分の気持ちの中だけで発生していて
「周りの人の反応」ではないという事実を
認識しておきましょう。
そして、もし自分がうまく出来なかったとしても
悔いるのは自分だけで、周りの人は
気にも止めないので大丈夫です!
恥ずかしさは、パフォーマンスを低下させるし
恥ずかしいと思いながら人前で何かやると
その恥ずかしい気持ちが、見てる人に伝わってしまい
良いことがないので、、
なるべく恥ずかしさとはサヨナラしてくださいね!